続伸、昨年2月以来の高値を更新=NY原油概況
NY原油先物2月限(WTI)(終値)
1バレル=53.21(+0.96 +1.84%)
ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.96~0.97ドル高。その他の限月は0.16~0.96ドル高。
新型コロナウイルスの流行が収まらず、世界的に経済活動が正常化する時期は見えていないものの、足元の需給悪化をサウジアラビアが減産で食い止める方針であるうえ、ワクチン接種の拡大による流行の抑制が根強く期待されていることが相場を押し上げた。今週、バイデン新政権が数兆ドル規模の景気対策案を公表する予定であることも前向きな流れを後押しした。
時間外取引で2月限は53.26ドルまで上昇した後、通常取引の開始を控えて上げ幅を縮小した。ただ、その後は再び買いが強まり53.28ドルまで上げた。昨年2月以来の高値を塗り替えている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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