【海外市場の注目ポイント】米FOMC議事録など
日本時間7日午前4時に12月15・16日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が発表される。11月会合の議事録によると、参加者は、委員会が必要に応じて、資産購入のペースを上げるか、購入する債券を満期までの残存期間のより長いものにシフトすることにより、緩和を強化することができると指摘していた。今回の議事録でも今後資産購入のペースの加速もありえることが示唆されるようなら、ドルが売られる可能性がある。
また、日本時間午後10時には12月の独消費者物価指数速報値、同午後10時15分には12月の米ADP雇用統計、同7日午前0時には11月の米製造業受注の発表も予定されている。12月の独消費者物価指数速報値は、大方の予想が前年比0.2%低下となっており、前月の同0.3%から前年比のマイナス幅が縮小するとみられている。12月の米ADP雇用統計は、民間雇用者数の大方の予想が7万5000人増となっており、前月の30万7000人増から民間雇用者数の伸びが鈍化すると見込まれ、11月の米製造業受注は、大方の予想が前月比0.7%増となっており、前月比では7カ月続けて増加するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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