スクエアが3日続落 ビットコイン好調も規制リスクに要注意との指摘も=米国株個別
決済サービスのスクエアが商いを伴って3日続落。仮想通貨市場でビットコインが先週末に一時2万8000ドルを超え、過去最高値を更新した。スクエアは決算サービス企業ではあるものの、そのアプリを通じてビットコインの取引を行うユーザーも多く、7-9月期決算では、同取引からの収益が全体の半分以上を占めた。スクエアのCEOはツイッターのCEOも務めるドーシー氏。
今年のビットコインは再び空前のブームとなり、価格は年初来から3.7倍に上昇している。各国中銀による大規模金融緩和で、金と同様にインフレヘッジ手段として主流資産の地位を獲得したとの声も出ている。目先は3万ドルは確実との指摘も出ているようだ。
来年も上昇を期待する投資家も多いようだが、注目が高まると同時に、規制当局の監視が強まる可能性も指摘されている。来年、バイデン政権が誕生する予定だが、米民主党が規制や監視を好むほか、次期財務長官に指名されたイエレン前FRB議長が仮想通貨に否定的であることでも有名。米当局による規制リスクは要注意との指摘も少なくない。
(NY時間09:50)
スクエア 227.41(-0.88 -0.38%)
1ビットコイン=27252.00ドル(+2840.57 +11.64%)
ビットコイン(円建・参考値)
1ビットコイン=2824397円(+294397 +11.66%)
※円はドル円相場からの計算値
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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