クリスマス相場でドル円はもみ合い、ポンドしっかり=東京為替概況
ドル円は103円50銭台を中心とした推移。クリスマスイブということで取引参加者が少ない。この後、米国は株式市場などが短縮取引となっており、お休みムードが広がっている。
そうした中しっかりとした動きとなっているのがポンド。英国とEUとの通商協議が大筋で合意成立。年末の期限を前に、まさにぎりぎりでの合意となった。昨日のNY市場で一方が報じられ1.3400前後から1.3570前後まで急騰。別メディアがまだ決まっていないと報じたこともあり1.3460台まで調整も、1.3500前後まで戻して東京朝を迎えた。その後双方トップによる正式な承認はまだながら大筋で合意という報道が広がり、東京市場は買いが優勢な展開。午後に入って1.3260台を付ける場面が見られている。リスク選好の円売りもあってポンド円に関してはNY市場での高値を超えて140円40銭台を付ける場面も見られた。
ユーロドルはポンドにつれ高となり朝の1.2180台から1.2210台まで。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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