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ポンド急落、新型コロナ変異種報道で、午後はドル買い優勢に=東京為替概況

今日の為替 

 週明けポンドが急落した。感染力が最大7割強い新型コロナウイルスの変異種の感染が英国で広がっており、ロンドンを含むイングランド南東部にTIER4が発令され、事実上のロックダウン再開となった。欧州、カナダなど多くの国で渡航禁止措置が取られたほか、フランスなどは貨物も緊急で止めており、社会的な混乱が懸念される状況。こうした状況を受けてポンドは週末時点から大きく下げて始まり、さらに売りが強まるという展開に。
 欧州議会が年内に承認するためには20日深夜までの合意が前提として提示されていたEUと英国との自由貿易協定に関する協議も、期日までに合意ができず、ポンド売りに拍車をかける格好に。

 ポンドドルは先週松野1.3490前後から1.34割れを付ける形で始まり、1.3440前後まで値を戻した後、再び売りが強まる形で1.34割れ。1.34ちょうど前後でのもみ合いを経て昼前後にさらに売りが強まり1.3335近くまで値を落とすという展開。その後は1.3350を挟んで安値圏もみ合いに。
 ポンド円も同様に139円40銭前後の先週末から138円台後半まで下落。139円ちょうど前後まで値を戻すもすぐに売りが入り、138円台半ばをしっかり割り込むと売りが加速し、137円80銭台まで。その後138円台を回復も138円台前半推移に。

 ドル円はリスク回避のドル買いにいったんドル買い円売り水準で始まり、すぐに先週末終値近辺に戻すなど荒っぽい動きで始まった。103円30銭前後から103円50銭超えをつけて103円30銭割れ。その後再び103円台半ばに迫るなど方向性がはっきりせず。
 リスク警戒の円買いの動きに昼前に103円25銭前後まで値を落とすも、午後はドル買いが優勢で103円台半ば前後までと、結局振幅に終始する展開となった。

 ポンド売りもあってユーロは頭の重い展開。先週末の1.2250台から1.2210台に値を落として始まり、戻りは1.2230台まで。その後は振幅を経て昼前からドル買いが強まる中で1.22割れ。午後には1.2180割れまで値を落とす場面が見られた。

MINKABU PRESS 山岡和雅
 

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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