米財務省、ベトナムとスイスを為替操作国に認定 日本は監視対象継続
ブルームバーグによると、米財務省はスイスとベトナムを為替操作国に認定した。トランプ政権下で最後となる予定の為替報告書で明らかになった。中国に関しては為替操作国には認定せず、引き続き「監視対象国」としている。その上で為替管理、特に中国人民銀行と国有銀行との関係について「透明性の向上」を求めた。
また今回の報告書ではタイと台湾、インドを監視対象国のリストに追加したほか、日本と韓国、ドイツ、イタリア、シンガポール、マレーシアも引き続き監視対象国とされている。
なお、これに関してスイス中銀が声明を発表しており、より積極的な為替介入への意欲変わらずと表明した。
執筆者 : MINKABU PRESS
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