豪ドル円・豪ドル/ドルはじり安、ポンド買いは一服=東京為替前場概況
東京外為市場、豪ドル円、豪ドル/ドルともにじり安となっている。午前8時30分発表の11月豪ウエストパック先行指数は前回値を上回ったが、反応は限定的。その後、豪州が中国の豪州産大麦への関税を世界貿易機関(WTO)に提訴と伝えられると、豪ドルが一段安となる場面もみられた。
前日の海外市場ではポンド円やポンドドルが強含みとなったが、オセアニア市場や東京市場ではポンド買いが一服している。英国メディアなどで、英保守党議員の話として「英国は欧州連合(EU)との合意の方向に傾いている」と伝えられ、15日はポンドが全面高となっていた。
中盤の東京市場では、ドル円やユーロドルは小幅な値動きにとどまっている。米連邦公開市場委員会(FOMC)やパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の会見を控え、模様眺めの様相となっている。
日経平均株価は反発。前引けでは前営業日比79.90円高の2万6767.74円となった。
午前11時32分現在では、ドル円は1ドル=103.62円、ユーロドルは1ユーロ=1.2154ドル、ユーロ円は1ユーロ=125.94円、ポンド円は1ポンド=139.32円、豪ドル円は1豪ドル=78.23円、NZドル円は1NZドル=73.50円、スイス円は1スイスフラン=116.97円、カナダ円は1カナダドル=81.58円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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