ドル円もみ合い、前日の振幅受けて下値しっかり感=東京為替概況
前日の海外市場で103円台半ば近くまで値を落とした後、一転して104円台まで買い上げられるなど、勢いのある動きを見せたドル円は、もみ合いに終始した。朝方は104円割れを付ける動きも見られたが、前日安値から一気に買いが入ったこともあり、103円台の売りに慎重姿勢が見られ、下値しっかり感。もっとも基調としてのドル安は変わらず、戻りも鈍く、レンジ取引に終始した。
ドル円同様に前日のNY市場で大きくドル買いが入る場面が見られたユーロドルは、その後いったんユーロの買い戻しが入って東京朝を迎えるなど、ユーロ主導でのドル安基調を感じさせる展開。朝はNY午後の戻り高値からの調整もあって1.2140前後での推移となったが、その後ユーロ買いが強まり1.2160台まで。午後に入ってユーロ買いが収まると調整が目立ち1.2150前後での推移に。
ユーロ円は午前中、ユーロドルの買いもあって126円20銭台から126円台半ば超えまで。その後はもみ合いが続いた。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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