ワクチン普及期待で円安・ドル安傾向、ポンドはしっかり=東京為替概況
東京外為市場終盤、円安、ドル安の傾向。新型コロナウイルスのワクチン普及期待を背景とした株高を受け、リスク選好ムードとなっている。日経平均株価や時間外取引の米国株先物は堅調に推移し、アジア株もおおむね堅調に推移している。
ポンド円は139円台円半ば、ポンドドルは1.33ドル台後半でしっかり。英国と欧州連合(EU)の通商協議に関し、ジョンソン英首相とフォンデアライエン欧州委員長の会談が日本時間今夜に予定されている。
カナダ円は強含みの展開。日本時間10日午前0時にカナダ中央銀行の政策金利発表を控え、カナダドルの買い戻しが優勢のもよう。欧州系証券から、カナダ中銀のタカ派の声明を予想するレポートが公表されており、これを材料視する向きもあるもよう。
日経平均株価は4営業日ぶりに反発。終値は前営業日比350.86円高の2万6817.94円となった。
午後3時12分現在では、ドル円は1ドル=104.16円前後、ユーロ円は1ユーロ=126.42円近辺、ユーロドルは1ユーロ=1.2137ドル前後で取引されている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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