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ユーロドルが一段高も調整売りで一服、ドル円は104円台前半=ロンドン為替概況

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ユーロドルが一段高も調整売りで一服、ドル円は104円台前半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、ユーロドルが一段高となった。ただ、買い一巡後は調整が入っている。序盤に1.2139レベルまで買われ、2018年4月以来の高値水準となった。その後は1.21付近まで押し戻されたが、大台は維持している。ユーロ円は126円台半ばからドル円とともに下げ、126.20近辺に安値を広げた。ドル円は104.50付近が重くなり、104.23近辺まで安値を広げた。欧州株が売りに押されており、米株先物の時間外取引でもダウやS&Pが小安い。全般に調整ムードとなっている。そのなかで、ポンドは比較的堅調。ユーロポンドが下げており、前日の動きに調整が入っている。ポンドドルは1.34台を回復、ポンド円は揉み合いながらも140円手前へと上昇している。報道によると英国とEUの交渉担当者はここ一両日中に進展具合を総括する見込み。予断を許さない状況とあってポンドは神経質に方向性を変化させている。この日発表されたユーロ圏と英国の非製造業PMI確報値は、いずれも速報値から上方改定された。ワクチン導入期待などが反映された面もありそうだ。

 ドル円は104円台前半での取引。104円台半ばが重く、ロンドン午前には売りに押されている。一時104.23レベルと本日の安値を更新した。その後も戻りは鈍い。欧州株や米株先物が売りに押されており、ドル円には円高とドル安の両面の圧力がみられた。

 ユーロドルは1.21台前半での取引。序盤には一段高となり、高値を1.2139レベルまで伸ばした。2018年4月以来の高値水準となった。ただ、その後は調整売りに押されて1.2101レベルまで反落。大台割れは免れており、ドル安圧力は根強かった。ユーロ円はドル円とともに軟化。126.50-60レベルから一時126.20近辺まで下押しされた。11月ユーロ圏非製造業PMI確報値は41.7と速報値41.3から上方改定された。10月ユーロ圏小売売上高は前月比1.5%増と予想以上に回復した。

 ポンドドルは1.34台前半での取引。東京市場で買われた流れが継続し、ロンドン午前には高値を1.3430近辺へと伸ばしている。前日のロンドン・NY市場での下げをほぼ解消している。ポンド円は139円台後半で上下動したが、足元では140円近辺へと上昇。堅調に推移している。ユーロポンドが下落。0.90台後半から前半へと下げており、前日の動きが巻き戻されている。報道によると英国とEUの交渉担当者はここ一両日中に進展具合を総括する見込み。予断を許さない状況とあってポンドは神経質に方向性を変化させている。11月の英非製造業PMI確報値は47.6と速報値45.8から大幅に上方改定された。ワクチンの早期導入期待が盛り込まれたようだ。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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