米疾病対策センター所長 過去の波に比べてはるかに破壊的、2月までに死者数が最大20万人増える可能性も
米国で2日、新型コロナウイルス感染による入院患者数が10万人を突破した。米国では入院患者数がこの1カ月で倍に増え、医師や病床が不足している。2日の新規死者数は2638人と1日の死者数として過去最多を記録。先週の感謝祭連休や12月後半のクリスマス・年末年始に伴う休暇で感染者は今後も急増し続けると予想される。米疾病対策センター(CDC)のレッドフィールド所長は、手洗いやマスク着用、密集回避の強化を呼び掛けている。CDCによると、「第1波」「第2波」など過去に比べ、感染拡大ははるかに破壊的であり、12月から2月は厳しい時期になるだとうと指摘した。所長は、2月までに死者数は15万人から最大で20万人増える可能性があると警告。研究者らも、ソーシャルディスタンスなどさらに注力しなければ、来年春までに死者数は45万人近くになる可能性があると指摘している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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