アジア株 全面高、上海株は急反発

東京時間18:04現在
香港ハンセン指数　　 26567.68（+226.19　+0.86%）
中国上海総合指数　 3451.94（+60.18　+1.77%）
台湾加権指数　　　　 13885.67（+162.78　+1.19%）
韓国総合株価指数　 2634.25（+42.91　+1.66%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 6588.54（+70.73　+1.09%）
インドＳＥＮＳＥＸ３０種　 44686.89（+537.17　+1.22%）

　１日のアジア株は全面高。米製薬大手ファイザーに引き続き、モデルナも新型コロナウイルスのワクチンの緊急使用許可を米食品医薬品局（ＦＤＡ）に申請した。アザー米厚生長官はクリスマス前にワクチン接種が始まる可能性があると述べた。ワクチンの早期実用化への期待感から、米国株価指数先物は時間外取引で大幅に上昇している。また、中国の１１月財新製造業ＰＭＩが予想や前回を上回ったことで、中国の景気回復への期待感が広がった。上海株は１．７７％高と急反発。米株先や上海株の大幅高などを背景にアジア株は全面高となった。

　上海総合指数は急反発。酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国農業銀行、調味料メーカーの佛山市海天調味食品、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬（ジャンスー・ハンルイ・メディシン）、医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発（ウーシー・アップテック）が買われた。
　　　
　香港ハンセン指数は反発。保険会社の友邦保険控股（ＡＩＡグループ）、通信関連サービスの騰訊控股（テンセント・ホールディングス）、保険大手の中国平安保険、ホテル・娯楽施設運営の銀河娯楽（ギャラクシー・エンターテインメント）、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業（チャイナ・モンニウ・デイリー）が買われた。
　　　
　豪ＡＳＸ２００指数は急反発。決済サービス会社のアフターペイ、データセンターのネクストディーシー、ピザチェーンの運営会社のドミノ・ピザ・エンタープライゼス、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャー、金採掘会社のニュークレスト・マイニングが買われた。