午後はやや調整ムード。午前はユーロの買い戻しなど目立つ=東京為替概況
ドル円は昼過ぎに104円46銭まで上値を伸ばした。ドルの買い戻しの流れが継続。しっかり感の強い展開となったが、104円台半ばからの買いには慎重姿勢が見られた。
昨日節目の1.20をいったん超えた後、一気に1.1920台まで調整が入ったユーロドルは、午前中ユーロの買い戻しが目立ち1.1950台まで。もっとも1.20超えを果たしたことで、9月初めの1.20超え後と同様に上値一服感が広がっており、そこからの買いには慎重な姿勢が見られた。ユーロドルの上昇もあって124円90銭台まで上昇したユーロ円が、125円手前の売りに上値を抑えられたことも、ユーロ全般の上値を抑える格好に。
12時半のRBA金融政策理事会は、前回の理事会で利下げ及び量的緩和の拡充を決めたこともあり、事前見通し通り現状維持に。声明では今後の追加緩和の可能性を示したが、想定内で、目立った反応は見られず。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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