アジア株 下落、香港株は急反落
東京時間18:07現在
香港ハンセン指数 26341.49(-553.19 -2.06%)
中国上海総合指数 3391.76(-16.55 -0.49%)
台湾加権指数 13722.89(-144.20 -1.04%)
韓国総合株価指数 2591.34(-42.11 -1.60%)
豪ASX200指数 6517.81(-83.25 -1.26%)
インドSENSEX30種 44149.72(休場)
30日のアジア株は下落。新型コロナウイルスの感染拡大などを嫌気して、米国株価指数先物が時間外取引で大幅安となっており、アジア株は利益確定の売りに押される展開となった。トランプ政権が中国海洋石油(CNOOC)をブラックリストに追加する準備をしていると報じられたことから、香港市場で同社の株が13%超の急落。ハンセン指数も急反落となった。
上海株は反落。11月の中国製造業PMIと非製造業PMIがいずれも事前予想や前回を上回ったことで、午前中は堅調に推移したが、午後に入ると下げに転じた。豪州株は大幅続落。ワインメーカーのトレジャリー・ワイン・エステートが6.93%安と連日で急落した。中国が豪州産ワインに対して反ダンピング措置を発動すると発表したことが引き続き嫌気されたもよう。インド市場は休場。
上海総合指数は反落。酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国工商銀行、ワインメーカーの山西杏花村汾酒廠、調味料メーカーの佛山市海天調味食品、化学品メーカーの万華化学集団、家電製品メーカーの青島海爾が売られた。
香港ハンセン指数は急反落。医薬品メーカーの薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス)、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、インターネット・インフラ事業のアリババ・グループ・ホールディング、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)が売られた。
豪ASX200指数は大幅続落。天然ガス輸送パイプライン運営会社のAPAグループ、エネルギー会社のAGLエナジー、ギャンブルマシン製造・販売のアリストクラート・レジャー、娯楽サービスのタブコープ・ホールディングス、ワインメーカーのトレジャリー・ワイン・エステートが売られた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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