【海外市場の注目ポイント】１１月の米シカゴ購買部協会景気指数など

　日本時間午後１１時４５分に１１月の米シカゴ購買部協会景気指数が発表される。大方の予想は５９．０となっており、前月の６１．１を下回り、２カ月続けて低下すると見込まれている。米シカゴ購買部協会景気指数は直近２カ月続けて予想を上回っている。今回も同様の結果になれば、米国の景気先行き警戒感が後退し、リスク選好の動きで円が売られる可能性がある。
　　　
　また、日本時間午後１０時には１１月の独消費者物価指数速報値も発表される。大方の予想は前年比０．２％低下となっており、前月の同０．２％低下から前年比のマイナス幅が変わらないとみられている。
　
　さらに、このあとの海外市場では、欧英米の中銀関係者が発言することになっている。日本時間午後７時にラガルド欧州中央銀行（ＥＣＢ）総裁の講演、同午後１１時半にテンレイロ英金融政策委員会（ＭＰＣ）委員の講演、同１２月１日午前２時にバーキン米リッチモンド地区連銀総裁参加のバーチャル会議が予定されている。
　
MINKABU PRESS