リンギット円が軟化、マレーシア下院で予算案可決も反応薄=東京為替
マレーシアリンギット円が軟化しており、朝方までの25.61円台のもみ合いから、足もとは25.52円台まで一時弱含んでいる。
マレーシアの国会(下院)は26日、ムヒディン政権が提出した2021年度予算案を可決した。予算案は景気刺激型で、新型コロナウイルス感染症への対応も含まれている。マレーシア国内の感染者数は9月以降急増中。しかし、このニュースがリンギット相場に与えるポジティブな動きは限定的となった。
なお、今回は第1関門に当たる第2読会で、法案の骨子が承認された形。10日後に予定されている第2関門の「コミッティーステージ」で可決されれば成立する。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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