アルファベットが逆行高 ユーチューブ好調でデジタル広告収入が増加=米国株個別
グーグルの親会社アルファベットが逆行高となっている。7-9月期決算(第3四半期)を発表しており、1株利益が予想を大きく上回ったほか、トラフィック獲得コスト(TAC)を除く売上高も予想を上回った。
米経済の回復に伴うデジタル広告収入が増加した。広告事業で最も急成長しているユーチューブの売上高は32%増加し50億ドルだった。ユーチューブの有料加入者数は3000万人を突破し、テレビ事業の加入者数も300万人を突破した。
クラウド部門の売上高も45%増しており、テレワークの増加で支援ソフトの需要が高まった。設備投資の減少も利益を押し上げた。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益:16.40ドル(予想:11.42ドル)
・売上高(TAC除く):380.1億ドル(予想:353.5億ドル)
グーグル資産:313.8億ドル(予想:295.3億ドル)
グーグル広告:371億ドル(予想:346.2億ドル)
グーグルその他:54.8億ドル(予想:50.1億ドル)
グーグル以外:1.78億ドル(予想:1.52億ドル)
・営業利益:112.1億ドル(予想:84.2億ドル)
・営業利益率24%(予想:19.8%)
(NY時間10:39)
アルファベット(C) 1638.64(+71.40 +4.56%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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