レバレッジ・ファンドはポンド安、機関投資家はポンド高を期待=NY為替
次第にドル売りが優勢となる中でポンドドルもNY時間にかけて買い戻しが優勢となり、1.3080ドル付近まで一時買い戻されている。ロンドン時間には重要な節目の1.30ドル割れを試す動きが見られたが、その水準はサポートされている格好。
来週の米大統領選に向けてドル売り優勢との見方から、ポンドドルは底堅い動きを続けている。しかし、今後も上昇が続くかは、英国とEUの貿易交渉がどう展開するかに依存するとの指摘も聞かれる。
市場からは、レバレッジ・ファンドはポンド安を見込んだポジションを取っているとの一方で、機関投資家は上値を期待したエクスポージャーを追加しようとしているとの声も出ている。
GBP/USD 1.3063 GBP/JPY 136.42 EUR/GBP 0.9054
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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