アップルだけは上昇 「エアポッド」のアップグレード計画が伝わる=ダウ採用銘柄
きょうはダウ平均の下げ幅が500ドル超になるなど、全体的に売りが強まっている。ダウ採用銘柄も29銘柄が下落しているが、その中でアップルだけはプラスで推移。
アップルは来年、ワイヤレスイヤホンの「エアポッド」をアップグレードする計画と伝わった。エアポッドは重要な成長源としての期待が高まっており、同社は製品強化を図るという。エントリーレベルのエアポッドの第3世代と上位機種「エアポッド・プロ」の第2世代の2種類の新モデルを開発中。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。
エントリーレベルのエアポッドは、デザインが現行のエアポッド・プロと似たようなスタイルとなり、軸の部分が短くなるほか耳先のイヤーチップが取り外し可能になる。電池寿命も改良される。上位機種に搭載されているノイズキャンセリング機能はつかない。一方、新型エアポッド・プロは、耳先から出ている軸の部分を取り、さらにコンパクトな設計を目指している。テスト中のデザインは、ユーザーの耳を広く覆うより丸みを帯びた形になっているという。
なお、同社は今週、決算発表を控えている。
(NY時間10:43)
アップル 115.36(+0.32 +0.28%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。