ダウ平均は小反落 インテルとアメックスが圧迫=米国株前半
NY株式23日(NY時間11:40)
ダウ平均 28284.08(-79.58 -0.28%)
ナスダック 11448.77(-57.23 -0.50%)
CME日経平均先物 23545(大証終比:+55 +0.23%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は小幅に反落。米追加経済対策への期待感はあるものの、結果待ちの雰囲気が強く、全体的に静かな展開が見られている。基本的には米大統領選に向け調整の動きが主体といった印象。追加経済対策については、1.9兆ドル規模で協議が進んでいるとの発言がメドウ首席補佐官から出ていた。
きのうの現地時間の夜に米大統領選のテレビ討論会が行われたが、前回のような波乱は特になく、有権者が投票行動を変える材料にはならなかったとの評価も聞かれる。市場も特に反応は示していない。米大統領選については、世論調査ではバイデン候補がリードしているものの、接戦州では互角との調査も出ており、情勢はなお不透明。ただ、株式市場はどちらの候補が勝利しても、ネガティブな材料にはならないとの見方も出ている。いずれにしろ、結果待ちといった雰囲気だ。
決算発表が本格化しており、きょうはインテルとアメックスの下げがダウ平均を圧迫している。インテルは1株利益、売上高とも予想を上回ったものの、主力のデータセンター部門のチップ販売が前年比で減収となり、予想も下回ったことや、通期見通しも上方修正はしたものの、小幅に留まっていることに失望感を強めている模様。
アメックスも表面は悪くなかったものの、同社が推進しているコスト削減が期待したほど進んでいないことが示され、嫌気されているようだ。
決算はこれまでのところ、S&P500企業のうち126社が発表を終えているが、その84%が予想を上回る利益を計上している。
アルファベット(C) 1632.04(+16.71 +1.03%)
フェイスブック 278.12(-0.01 0.00%)
ネットフリックス 483.12(-2.11 -0.43%)
テスラ 410.61(-15.18 -3.57%)
アマゾン 3152.18(-24.22 -0.76%)
エヌビディア 534.80(+0.36 +0.07%)
ツイッター 49.83(-0.45 -0.89%)
ダウ採用銘柄
J&J 145.21(+0.13 +0.09%)
P&G 142.61(+1.16 +0.81%)
ダウ・インク 49.15(+0.33 +0.68%)
ボーイング 168.50(-0.57 -0.35%)
キャタピラー 168.85(+0.22 +0.13%)
ハネウェル 175.05(-1.80 -1.04%)
ビザ 196.73(-1.26 -0.63%)
ナイキ 129.48(-0.54 -0.42%)
ウォルグリーン 37.89(+0.37 +0.99%)
3M 170.34(-0.37 -0.22%)
セールスフォース 247.64(-2.03 -0.80%)
シェブロン 73.01(-0.39 -0.55%)
コカコーラ 50.92(+0.24 +0.48%)
ディズニー 126.82(-0.74 -0.58%)
マクドナルド 228.16(-0.99 -0.43%)
ウォルマート 143.51(-0.04 -0.03%)
ホームデポ 281.60(+0.44 +0.15%)
JPモルガン 103.96(+1.08 +1.09%)
トラベラーズ 125.33(-0.81 -0.65%)
ゴールドマン 205.32(-0.08 -0.04%)
アメックス 102.06(-2.73 -2.69%)
ユナイテッドヘルス 331.08(+5.35 +1.66%)
IBM 116.01(+0.25 +0.22%)
アップル 114.58(-1.17 -1.00%)
ベライゾン 57.71(+0.38 +0.67%)
マイクロソフト 213.91(-0.98 -0.46%)
インテル 47.94(-5.96 -11.14%)
アムジェン 226.96(-0.94 -0.41%)
メルク 79.82(+0.61 +0.78%)
シスコシステムズ 38.89(+0.07 +0.18%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。