コカ・コーラが上昇 販売数量は依然として減少も改善の兆しも=ダウ採用銘柄
コカ・コーラが上昇。7-9月期決算(第3四半期)を発表しており、1株利益、売上高とも予想を上回った。販売数量は4%減少したものの、売り上げ全体の約半分を占めるレストランと娯楽施設がまだ通常営業に戻っていないことが影響。ただ、自宅での消費がやや増えたこともあり、4-6月期の16%減からは改善が見られ、少しずつ戻りつつあることも示されている。
クインシーCEOは「依然として多くの困難が待ち受けているが、当社が正しい軌道にあるとの自信を得ている」と述べた。一方、感染再拡大により短期的に業績への影響が続く可能性があるとも指摘した。
(7-9月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.55ドル(予想:0.47ドル)
・売上高:87億ドル(予想:83.7億ドル)
・実質売上高の伸び:-6%(予想:-8.3%)
・ユニットケース販売量:-4%
炭酸飲料:-1%
ジュース/乳製品/植物ベース:-6%
水/エンハンスド・ウォーター/スポーツ飲料:-11%
(NY時間10:50)
コカ・コーラ 51.00(+1.01 +2.02%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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