バーツ円は3.35円台前半で戻り鈍い、デモ隊は首相に3日以内の辞任要求=東京為替
22日のタイバーツ円は3.35円台前半でもみ合いとなっている。前日はバンコクにおける反政府デモの情勢悪化が嫌気され、3.38円前後から3.34円台へと急落したが、戻りは鈍い。
タイのプラユット首相は21日午後7時からテレビ演説を行い、デモ鎮圧の目的でバンコクに発令した非常事態宣言を解除する意向を示した。政権サイドが譲歩し、国会で解決策を探るべきと呼びかけたが、デモ隊は首相に対して3日以内に辞任するよう要求。首相府前ではバリケードをはさんでデモ隊と警官隊がもみ合う形となり、鎮静化する兆しはみられていない。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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