朝に円安進行後、落ち着いた動きに、株安もあり高値圏の買いに慎重=東京為替概況
ドル円は朝の取引で直近上値を抑えていた105円50銭を超えて105円60銭台まで上昇。その後は少し調整が入ってのもみ合いとなった。朝は本日再協議が行われる予定となっているペロシ下院議長とムニューシン財務長官の追加経済対策に対する協議への期待感がドル円を押し上げた。関係者筋から対立の解消に近づいているとのコメントが出たことなどが期待感につながった。もっとも株が値を落としたこともあり、高値圏からの買いには慎重。今日の協議の行方を見極める展開に。
クロス円も基本的に同様の動き。ユーロ円は124円10銭前後から124円34銭まで上昇し、その後もみ合いに。
リスク選好の動きであるが、ドル売りの動きは限定的でユーロドルは1.1770前後での推移に。
豪ドルは対ドル、対円で頭の重い展開。海外市場での豪ドル売りの流れが継続。ロンドン市場での74円90銭台からじりじりと値を落とす展開が続き、東京午後に74円24銭まで。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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