豪中銀議事録4 さらなる金融緩和が大きなけん引力を得ると期待することは合理的
国内金融市場
金融市場は豪中銀の政策金利であるOCRが現行水準と比べて低い水準に低下すると予想
この予想の変化に伴い、短期金融市場、債券市場の利回りが低下
3年物国債利回り目標をサポートするために、9月に流通市場で国債を購入
金融政策決定について
世界経済は徐々に回復も、回復の継続はウイルスの封じ込めに依存
豪経済は1930年代以来最大の経済収縮を経験。ただ、多くの国よりも生産の減少は小さく、予想よりも小さいものであった。
非常に低い借り入れコストと家計・企業への信用供与により、豪経済を引き続き支援
金融システムには非常に高い流動性。
財政・金融政策の実質的で協調的かつ前例のない緩和が豪経済を維持するのに役立つ
OCR及び3年物国債利回り目標をマイナスにならずにゼロに向かって引き下げ、国債を利回り曲線に沿って購入
さらなる金融緩和が大きなけん引力を得ると期待することは合理的
さらなる緩和は経済の強さと民間部門のバランスシート強化により、金融安定化リスクの軽減に役立つ。
追加のリスクと比較してメリットを検討。
執筆者 : MINKABU PRESS
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