【本日の見通し】雇用統計意識
ドル円は狭いレンジでのもみ合いが続いている。
今日も中国・香港市場が休場でアジア市場でのプレイヤーが少ないこともあり、
いったんは様子見ムード。
今晩は米雇用統計の発表も控えており、それまでは動きにくいところも。
米雇用統計は非農業部門雇用者数が86.8万人と前回から伸びが鈍化も
依然として堅調な数字が見込まれている。
前回一気の改善でサプライズとなった失業率はさらに低下する見込み。
もっとも雇用者数はかなり戻してきており、
新型コロナウイルスの感染拡大をうけてのレストランの屋内営業出の制限など一部地域で行動制限が残る中で
どこまで順調な回復が続くのかは微妙なところもあり、警戒感も。
予想から大きくぶれるケースに注意したいところ。
昨日乱高下したポンドは不安定な動きが続く。
15日の英国とEUとの自由貿易協定に関する協議のデッドラインまでは神経質な動きに。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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