広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

【これからの見通し】今日もドル高方向を試すか、株安は一服しそうだが

為替 

【これからの見通し】今日もドル高方向を試すか、株安は一服しそうだが

 今週はドル高の動きが継続している。ドル円は、東京不在の大型連休中に一時104.00レベルまで下押しされる場面があったが、その他主要通貨でもドル買いの動きとともにきょうは105円台を回復している。ユーロドルは1.16台、ポンドドルは1.27台など久しぶりのドル高水準となっている。

 ドル高の背景としては、新型コロナの感染拡大、行動制限措置の再導入への警戒感、マネーロンダリングに関する報道による金融株の下落などの不安材料が株式市場への調整圧力を強めたことが挙げられよう。

 ただ、短期的には株安は一服する兆し。昨日の米株式市場では主要3指数がそろって上昇した。VIX指数も低下した。このあとの欧州株や米株先物が反発の動きを続けるようだとドル高の圧力が軽減される可能性がある。ただ、足元では各主要通貨に対してドル高水準が維持されており、一段の上昇を試しそうにもみえる。短期的にはドル相場にショートカバーの動きも警戒されるところだ。

 この後に発表される経済指標は、ドイツ、ユーロ圏、英国や米国などの製造業および非製造業PMI・速報値(9月)、米FHFA住宅価格指数(7月)など。PMIの多さが目立っている。経済活動再開と新たなロックダウン措置導入の動きで景気回復に対するセンチメントが揺れ動いており、予想は困難な状況となっている。結果はどうか。

 発言・イベント関連は米金融当局者の講演などが相次ぐ。パウエルFRB議長の新型コロナに関する議会証言(下院特別小委員会)をはじめとして、メスター・クリーブランド連銀総裁、エバンス・シカゴ連銀総裁、ローゼングレン・ボストン連銀総裁、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁、ボスティック・アトランタ連銀総裁、クオールズFRB副議長、デイリー・サンフランシスコ連銀総裁などの講演が予定されている。欧州ではデコス・スペイン中銀総裁の講演が予定されている。

 その他イベントとしては、米週間石油在庫統計の発表、米5年債入札(530億ドル)の実施などが予定されている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます