ダウ平均は反発して始まる 前日の流れ引き継がず IT・ハイテク株も買い先行=米国株序盤
NY株式12日(NY時間10:17)
ダウ平均 27908.42(+221.51 +0.80%)
ナスダック 10960.81(+177.99 +1.62%)
CME日経平均先物 23090(大証終比:+370 +1.60%)
きょうのNY株式市場、ダウ平均は反発して始まっている。ドル安・原油高でエネルギー株の上昇が相場を支援しているほか、きょうはIT・ハイテク株も買いが先行しており全体をサポートしているようだ。ダウ平均の上げ幅は一時300ドルとなった。
市場は引き続き追加経済対策の行方を見守っている。依然として与野党は突破口が見い出せないようで、失業給付金の上乗せや州・地方政府への支援で意見が割れている。民主党は3兆ドル規模の対策を望んでおり、失業給付金の上乗せ措置もこれまで同様に600ドルを主張しており譲らないようだ。
前日は特段の材料も見られない中で、終盤に急速に売りが強まり株式市場は失速した。株価指数が最高値圏に再び接近する中で、高値警戒感からのテクニカルな売りが入ったと見られている。しかし、けさはその流れを引き継いで始まっておらず、上値へのモメンタムは依然として残っているとの安心感に繋がっている模様。決算も峠を通過し、市場は次の材料探しの面も大きい。秋の大統領選が日々近づく中で、そのリスクへの準備も始まっているのかもしれない。
産業株の一角が売られているほかは、エネルギーや銀行、IT・ハイテクなど主力セクターは概ね上昇して始まっている。
なお、引け後の決算ではシスコシステムズの発表が予定されている。
アルファベット(C) 1510.28(+29.96 +2.02%)
フェイスブック 263.63(+7.50 +2.93%)
ネットフリックス 478.50(+11.57 +2.48%)
テスラ 1477.00(+102.61 +7.47%)
アマゾン 3153.43(+72.76 +2.36%)
エヌビディア 446.13(+12.13 +2.79%)
ツイッター 37.34(+0.06 +0.15%)
ダウ採用銘柄
J&J 148.28(+1.31 +0.88%)
P&G 134.79(+1.56 +1.16%)
ダウ・インク 44.65(+0.15 +0.33%)
ボーイング 177.89(-2.24 -1.25%)
キャタピラー 142.23(-0.30 -0.21%)
レイセオン 64.40(+0.14 +0.22%)
ビザ 199.71(+1.94 +0.99%)
ナイキ 104.75(-0.37 -0.35%)
ウォルグリーン 42.18(+0.33 +0.76%)
3M 164.04(+0.66 +0.41%)
エクソンモビル 44.19(+0.09 +0.19%)
シェブロン 90.02(+0.40 +0.45%)
コカコーラ 48.36(+0.43 +0.89%)
ディズニー 132.40(+1.91 +1.48%)
マクドナルド 205.96(+0.96 +0.47%)
ウォルマート 130.70(+0.50 +0.38%)
ホームデポ 278.79(+3.87 +1.41%)
JPモルガン 104.65(+0.83 +0.82%)
トラベラーズ 120.52(+0.60 +0.50%)
ゴールドマン 213.68(+2.62 +1.25%)
アメックス 103.77(+0.51 +0.50%)
ユナイテッドヘルス 319.66(+4.11 +1.29%)
IBM 127.01(+0.26 +0.20%)
アップル 445.35(+7.85 +1.74%)
ベライゾン 58.65(+0.14 +0.24%)
マイクロソフト 207.46(+4.08 +1.96%)
インテル 48.40(+0.21 +0.43%)
ファイザー 37.89(+0.10 +0.26%)
メルク 81.91(+1.00 +1.24%)
シスコシステムズ 47.29(+0.10 +0.21%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。