【海外市場の注目ポイント】英中銀スーパーサーズデーなど

　きょうは、日本時間午後３時に英中銀の金融政策委員会（ＭＰＣ）の結果や議事録に加え、四半期金融政策報告も発表され、さらにそのあとにはベイリー総裁の会見も行われるスーパーサーズデーとなっている。市場では政策金利、資産買い入れ枠とも、それぞれ現行の０．１０％、７４５０億ポンドに据え置かれることが確実視されており、四半期金融政策報告や議事録、ベイリー総裁の会見が焦点になっている。英国の一部では新型コロナウイルスの感染が再拡大しており、ベイリー総裁が会見で景気の回復について慎重な見方を示すようであれば、英景気の先行き警戒感からポンドが売られる可能性がある。
　
　また、日本時間午後９時半に米新規失業保険申請件数の発表も予定されている。大方の予想は１４０万件となっており、前週発表の１４３万４０００件から減少するとみられている。
　
MINKABU PRESS