ボーイング FAAが737MAX復帰に向けたガイドラインを公表=ダウ採用銘柄
ボーイングが上昇して始まっている。米連邦航空局(FAA)はボーイング737MAXについて、サービス復帰のための4つの主要な設計と運用の変更を含むガイドラインを公表。「ボーイングが提案した737MAXの設計変更、乗組員の手順、整備の手順によって、機体関連の安全性の問題が事実上、緩和されると暫定的に判断した」と説明した。
45日間の意見公募期間も設定している。運航再開が認可されるのは早くても10月以降となり、パイロットの再訓練や機体整備で、実際の運航再開までにさらに数週間または数ヵ月かかる見通し。
今回の提案は航空当局がこれらのガイドラインで安全な運航再開は可能だと考えていることを示すものとして市場は捉えているようだ。ほぼ予想通りの内容との見方も多いものの、市場はポジティブな反応を見せている。
これいついてボーイングは「FAAや各国当局と緊密に協力しあい、安全な復旧に向け着実に前進し続けている」とのコメントを出した。「多くの仕事が残っているが、認証プロセスにおける重要な節目だ」としている。
(NY時間09:42)
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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