ドル円は106円台での推移 このあとISM製造業景気指数=NY為替
きょうもドル買い戻しが優勢で、ドル円は106円台で推移している。このあと日本時間23時に7月のISM製造業景気指数が発表される。予想は53.5と3ヵ月連続での改善が見込まれている。前回6月分は経済再開に伴う生産再開で、これまで急激に落ち込んでいた分、製造業のセンチメントは急速な改善を示し、景気判断の分岐点である50を一気に回復している。
今回も上向きの流れが続くと見られており、市場は受注や生産の回復を見込んでいるようだ。ただし、気掛かりなのは感染第2波の拡大が続いており、米消費者の需要減のリスクも想定される中で、米製造業のセンチメントにどの程度の影響が出ているか懸念されるところではある。
なお、同時刻に6月の米建設支出も発表され、前月比1.0%増と、経済再開に伴い4ヵ月ぶりの改善が見込まれている。
【米国】
ISM製造業景気指数(7月)23:00
予想 53.5 前回 52.6
建設支出(6月)23:00
予想 1.0% 前回 -2.1%(前月比)
USD/JPY 106.36
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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