反落、節目の40ドル付近でのもみ合い続く=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=40.75(-0.45 -1.09%)
ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.47~0.45ドル安。その他の限月は0.47~0.16ドル安。
世界的に石油需要は回復する傾向にあり、今後数カ月間で需給が均衡すると期待されている反面、新型コロナウイルスの流行拡大が続いていることが上値を抑えた。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国によるOPECプラスが来月から減産規模を縮小することも圧迫要因。
時間外取引で8月限は軟調に推移。前日終値付近で上値が抑えられると、じりじりと水準を切り下げた。通常取引開始は下げ幅をほぼ消す場面はあったが、上値は引き続き重く、40.52ドルまで下落した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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