続伸、米原油在庫の継続的な取り崩しを期待=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=41.20(+0.91 +2.26%)
ニューヨーク原油は続伸。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.85~0.91ドル高。その他の限月は0.20~0.84ドル高。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が減少したほか、石油製品需要が回復を続けたことが手がかりとなった。石油輸出国機構(OPEC)加盟国と非加盟国によるOPECプラスは、共同閣僚監視委員会(JMMC)で予定通り来月から減産目標を縮小することで合意したものの、供給増加分は需要の回復によって吸収される見通し。
時間外取引で8月限はしっかりと推移したが、通常取引開始後は売りに押され40.08ドルまで下げに転じた。ただ、マイナス圏での推移は一時的。その後は買いが優勢となり、終盤にかけては41.26ドルまで上げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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