午前中は円安ドル安も、その後調整が入る展開に=東京為替概況
午前中は前日からの円安ドル安の動きが優勢となった。前日550ドル超の上昇を見せたダウ平均株価は、米バイオ大手モデルナが新型コロナの初期段階の試験で対象患者45人全員に抗体ができたと発表したことを受けて、さらに上昇が強まり300ドル超の上昇を見せたことでリスク選好の動きがさらに強まり、為替市場では円安ドル安の動きに。
昨日122円台にしっかり乗せたユーロ円が122円50銭前後まで上値を伸ばす展開に。豪ドル円が75円台に乗せるなど力強い動き。ユーロドルは1.1420台まで上昇の動きに。
ドル円はドル売りと円売りが相殺される形で107円台前半でのもみ合いに。
午前中に高値を付けた後、いったん調整が強まる展開となり、午後も調整ムード。株高の流れは継続も、上値追いには慎重な動きが見られ、米ダウ平均先物時間外取引が26800ドル前後でもみ合う中で、いったん利益確定の動きに。ユーロ円は122円20銭近辺まで。75円27銭を付けた豪ドル円は75円割れ、ユーロドルは1.14割れを付ける動きに。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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