東京株式(寄り付き)=反発、米株高受け買い優勢も米中摩擦など警戒
15日の東京株式市場は買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比230円高の2万2817円と反発。
前日の米国株市場では景気敏感株中心に買いが入りNYダウが550ドルあまりの上昇をみせたほか、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も切り返したことで東京市場でも目先リスクを取る動きが優勢となっている。6月の中国貿易統計など中国の経済回復を示す景気指標はリスクオンを後押しするが、新型コロナウイルスの感染拡大や、米中摩擦に対する警戒感から買い一巡後は戻り売りも予想される。きょう発表される日銀の金融政策決定会合は現状維持で織り込みが進んでいると思われるが、黒田日銀総裁の記者会見などを控え、これを見極めたいとの思惑もあり、日経平均2万2000円台後半では強弱感が対立し上値が重くなる場面もありそうだ。
出所:MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
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