反落、主要産油国は来月から減算規模を縮小へ=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=40.10(-0.45 -1.11%)
ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.45~0.44ドル安。その他の限月は0.47~0.33ドル安。
石油輸出国機構(OPEC)加盟国を中心とした産油国が来月から増産を始める見通しであることが重しとなった。米国や欧州など西側諸国と中国の対立激化が警戒されていることや、米国やインドで新型コロナウイルスの流行が収まらないことも圧迫要因。
時間外取引で8月限は39.66ドルまで軟調に推移。通常取引序盤にかけては買い戻しが優勢となり、プラス圏に浮上。40.72ドルまで強含んだ。ただ、上値は重く引けにかけては再びマイナス圏を沈んだ。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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