ポンドドルは上値重い 売り残は減少傾向も下値リスクは高いとの見方=NY為替
きょうの市場はリスク選好の雰囲気が見られ、為替市場はドル売りが出ているものの、ポンドドルは上値の重い展開も見られている。ロンドン時間の早朝には1.2665ドル付近まで上昇していたものの、NY時間にかけて1.26ドル台前半にに伸び悩む動き。
先週の米先物取引委員会(CFTC)の建玉レポートで、ポンドの売り残が減少していたが、6月以降、ポンドショートは減少傾向にあるものの、依然として売り越しは続いており、ポンドの下値リスクは高いと見ているようだ。
要因として「EUとの貿易交渉の不確実性」、「新型ウイルス感染における死亡率の高さ」、そして「政府の危機対応への批判」などが挙げられている。ただ、ジョンソン政権による財政刺激策と、段階的な経済再開は支えとなっているという。
GBP/USD 1.2615 GBP/JPY 135.22 EUR/GBP 0.9016
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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