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【これからの見通し】週末に向けて調整圧力強まるか、米ナスダック指数に注目

為替 

【これからの見通し】週末に向けて調整圧力強まるか、米ナスダック指数に注目

 今週の取引は、リスク選好の動きで始まったが、次第に調整の動きに押される展開となっている。相変わらずの経済活動再開への期待と新型コロナウイルス感染拡大の懸念の綱引き状態となっている。そのなかで、上海株や香港株が急伸、IT銘柄中心の米ナスダック指数が連日の最高値更新と、強気の動きがみられている。その一方で、ダウ平均やS&P500指数などには利益確定売りの動きが広がりつつある。来週からは米企業決算シーズンとなり、新型コロナの影響が具体的に示されることとなる。

 この後の海外市場では、週末を控えた欧州株や米株の動向に注意したい。特に、最高値更新を続けるナスダック指数にまでも調整が入るようだと、一段と各市場での利益確保、ポジション調整の動きが促される可能性に留意したい。NY原油先物が41ドルの高値水準から足元では39ドル台へと反落しており、調整ムードに拍車をかけている。

 為替市場では週前半のリスク選好の動きは続かず。次第にドル高や円高といったリスク警戒の動きが優勢になっている。そのなかで、ドル円は107円台から106円台への水準変更をうかがう動きとなっており、レンジ下放れが試されている。

 この後の海外市場で発表される経済指標は、トルコ失業率(4月)、インド鉱工業生産(5月)、米生産者物価指数(6月)、カナダ雇用統計(6月)などが予定されている。5月のインド鉱工業生産は前年比で4割近い落ち込みが予想されている。新型コロナ感染拡大が続く中で、新興国経済への打撃が意識されることとなりそうだ。米生産者物価指数は6月の数字となる。前月比+0.4%と予想されており、前回5月並みの水準が見込まれている。サプライチェイン問題の影響は限定的となる見込み。6月カナダ雇用統計は、米国から遅れること1週間で発表される。雇用者数の増加は70万人程度へとペースアップ、失業率は12%程度へと低下と、改善の動きが予想されている。

 金融当局者の講演・イベント関連では、デコス・スペイン中銀総裁の講演、EU財務相理事会の開催などが予定されている。ECBの金融政策やEU復興基金関連の話題がでてくるのかどうかが注目される。 
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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