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リスク回避のドル買い戻し優勢に ドル円は107円台前半で膠着=NY為替前半

為替 

 きょうのNY市場はリスク回避の雰囲気が強まる中で、為替市場はドル買い戻しの動きが優勢となっている。米株に戻り売りが強まっており、ダウ平均は一時500ドル超下落する場面もみられた。米国債利回りも低下する中、為替市場はリスク回避のドル買いが強まっている格好。

 フロリダやアリゾナでの感染第2波の拡大が続いており、きょうはその動きに敏感になっているようだ。フロリダ州の死者と入院者数は過去最高となっている。全米の1日の新規感染者数は6万2000人を超えるなど悪化が続いており、期待ほどの景気回復は見られないのではとの不安も根強い。

 きょうは米新規失業保険申請件数が発表になっていたが、131.4万人となっていた。申請件数の鈍化は続いているもののペースは緩んでいる。ただ、雇用に関しては先週の米雇用統計が前回に引き続き予想外の強さだったことから、市場も楽観的にみているようだ。指標自体への反応は限定的だった。

 そのような中でドル円は107円台前半での上下動に終始。序盤はドル売りが優勢となり、107.10円近辺まで値を落としたものの、次第にドル買いが優勢となり、107.30円近辺に戻す展開が見られている。ただ、狭い範囲での膠着相場は続いており、次の展開を見極めたい雰囲気に変化はない。

 ユーロドルも戻り売りに押されている。東京時間には1.1370ドル近辺まで上昇していたが、NY時間に入って1.12ドル台に値を落とす展開。1.13ドル台半ばから1.14ドルにかけての上値抵抗は強いと見られていたが、その通りの展開が見られている。本日の21日線は1.1260ドル付近に来ているが、目先はその水準を維持できるか意識される。

 きょうはユーロ圏財務相会合(ユーログループ)が開催され、先月退任を表明したセンテーノ議長の後任にアイルランドのドナフー財務相が選任された。特にユーロの反応は限定的となっているが、南北EUの共存という点で古傷に触れそうな人選ではある。長期的にはユーロにとってはネガティブ材料になるとの指摘も一部からは出ている。会見では、「喫緊の最優先事項は、ユーロ圏の回復構築に関する共通の方法を検討することにある」と述べた。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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