アジア株はまちまち、米株先物の下げが重石 香港は上げを帳消しに
アジア株はまちまち、米株先物の下げが重石 香港は上げを帳消しに
東京時間14:03現在
香港ハンセン指数 26324.95(-14.21 -0.05%)
中国上海総合指数 3386.40(+53.97 +1.62%)
台湾加権指数 12092.37(-24.33 -0.20%)
韓国総合株価指数 2173.93(-14.00 -0.64%)
豪ASX200指数 6066.80(+52.19 +0.87%)
インドSENSEX30種 36603.89(+116.61 +0.32%)
アジア株はまちまち。
中国をはじめとする世界同時株高の流れを受け、きょうも買い優勢で始まったアジア株だが、ダウ先物の急落を受け韓国台湾が下げに転じ、香港も上げを帳消しにしている。ダウ先物は一時150ドル近く下げた。14時現在は80ドル安と下げ渋っている。
上海株だけは堅調。6営業日続伸して始まり、取引開始早々、約2年5カ月ぶりに3400の大台を回復した。その後は、高値警戒感から利益確定の売りも出ており、上げ幅をやや縮小している。中国景気がV字回復に向かうとの期待が高まっているほか、証券時報が「健全な強気相場を促すことは、これまで以上に重要になっている」と伝えたことが支援材料になっている。そのほか、北京市の新規感染者数が約1カ月ぶりにゼロとなったことも好感されている。
米国や南米だけではなく、アジアでも感染が拡大している。
豪州では、2番目に人口が多いビクトリア州で7日、新規感染者191人を確認、前日の127人から増加した。感染拡大を受け、ビクトリア州は4週間のロックダウンを検討しているとの報道が伝わっている。
インドの感染者数は累計69万7千人とロシアを抜き、米国・ブラジルに次いで世界3位となった。死者数は2万人に。一部ではインドの感染者数は今月半ばにも80万人を突破し、このまま行けばブラジルを上回る可能性があると指摘している。
執筆者 : MINKABU PRESS
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