豪中銀ロウ総裁声明1 世界経済の見通しは依然不確実。今後の景気回復は不安定なものに
世界中で新型コロナウイルス感染拡大を封じ込めるための動きを進める中で、世界経済は深刻な低迷を経験。多くの雇用が失われ、失業率は急上昇した。
主要指標は改善を示しており、世界経済の最悪期が今や過ぎ去ったと示唆している。
ただ、世界経済の見通しは依然不確実。今後の景気回復は不安定なものと予想される。
今後については新型コロナウイルス感染の封じ込めができるのかに依存する。ここ一月で多くの国で感染率は低下しているが、依然として非常に感染率は高い。また一部では感染率が上昇している。
金融市場の状況は世界的に改善。ボラティリティは低下。多くの資産価格は経済見通しの不確実性にもかかわらず大きく上昇。債券利回りは歴史的に見ても低い水準。
執筆者 : MINKABU PRESS
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