小反落、各国の経済指標は堅調も新型肺炎の流行は継続=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=40.63(-0.02 -0.05%)
ニューヨーク原油の期近は小反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比0.03~0.02ドル安。その他の限月は0.03ドル安~0.17ドル高。
6月の米ISM非製造業景気指数や5月のユーロ圏小売売上高などが急回復したことがコロナショック後の景気見通しを改善させ、相場を支えた一方、世界的に新型コロナウイルスの流行が悪化していることが上値を抑えた。米国の感染者数の累計は300万人に迫っているほか、インドでは新規感染者数の伸びが加速している。
時間外取引で8月限は41.08ドルまで上昇したが上値は伸びず、マイナス圏に押し戻された。通常取引開始後はプラス圏とマイナス圏を往来し、小幅安で引けた。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。