反発、新型肺炎の流行は悪化も警戒感乏しい=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=39.70(+1.21 +3.14%)
ニューヨーク原油の期近は反発。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が前日比1.16~1.21ドル高。その他の限月は0.52~1.12ドル高。
世界的に新型コロナウイルスの流行は続いているが、主要国が外出規制など経済に甚大な悪影響を与える措置を繰り返す可能性は低く、石油需要は回復を続けるとの思惑が根強い。今週の米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油在庫が過去最高水準を更新するとしても、過剰在庫の取り崩し局面が近づいていると期待されている。
時間外取引で8月限は37.50ドルまで下落した後、下げ幅を消した。通常取引開始を控えてプラス転換すると、39.89ドルまで上値を伸ばした。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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