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ドル円は伸び悩むも107.65円付近での推移=NY為替後半

為替 

 NY時間の終盤に入ってドル円は上げを一服させているものの、107.65円付近で推移している。きょうのNY為替市場、NY時間に入ってドル買いの動きが優勢となり、ドル円は107円台後半まで上昇した。先週末に急落していた米株は反発しており、リスク回避の雰囲気は強まっていない。ただ、ドル円は買いが優勢となっている。この日発表の米住宅指標が予想外に強かったこともあるが、期末が接近していることもあり、ポジション調整の動きが出ているのかもしれない。

 きょうのドル円は107円割れを何度か試す動きが見られたものの、強くサポートされたことも買い戻しを誘発した可能性もありそうだ。107円台半ばの水準が強い上値抵抗となっていたが、その水準を突破したことで、ストップを誘発しているようだ。21日線を回復して来ており、目先は100日線が107.95円付近に来ている。

 ユーロドルは戻り売りが優勢となり、1.12ドル台前半に伸び悩んだ。ロンドン時間には一時1.1285ドル近辺まで上昇していた。この日のマクロン仏大統領とメルケル独首相との首脳会談に期待が高っていた面もあったようだ。欧州委員会が提案している7500億ユーロ規模の復興基金に関して協議され、両者は支持する意向を示すものと見られていた。ただ、メルケル独首相は「なお抵抗が多い」と述べている。米国での感染第2波は深刻さを増しているが、欧州ではまだ安定しており、その辺の格差もユーロ買いを誘発していたのかもしれない。

 しかし、市場の一部からは、短期的には景気刺激策が同地域の経済をサポートするものと思われるが、中期的には回復に十分なのかといった疑問も出ており、年末にかけてユーロドルは1.05ドルまで下落するとの声も聞かれる。

 きょうはポンド売りが目立ち、ポンドドルは5月末以来の1.22ドル台に下落。対ユーロでも下落した。きょうからEUとの貿易交渉が再開。先週、バルニエEU首席交渉官が先週、交渉は「10月が正念場になる」と述べていたが、しばらくは双方の意見が対立し難航が予想される。

 一方、ジョンソン英首相は明日「大きな計画」を発表すると述べていた。新型ウイルス感染からの景気回復を促すために刺激策の概要を説明すると思われる。ただ、市場からは英財政赤字への懸念も出始めており、以前のように大胆な刺激策の発表が、ポンド買いに素直に結びつくかは未知数の部分も多い。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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