【海外市場の注目ポイント】5月の米ADP雇用統計など
日本時間午後9時15分に5月の米ADP雇用統計が発表される。5日に発表される5月の米雇用統計の前哨戦として注目され、民間雇用者数の大方の予想は900万人減となっており、前月の2023万6000人減から民間雇用者数の減少幅が縮小するとみられている。米ADP雇用統計の民間雇用者数の減少幅は直近2カ月続けて予想を下回っている。今回も同様の結果になれば、5月の米雇用統計に対する警戒感が後退し、リスク選好の動きで円が売られる可能性がある。
また、日本時間午後11時には4月の米製造業受注や5月の米ISM非製造業景況指数も発表される。4月の米製造業受注は、大方の予想が前月比13.4%減となっており、前月比では2カ月続けて減少すると見込まれ、5月の米ISM非製造業景況指数は、大方の予想が44.4となっており、前月の41.8を上回り、3カ月ぶりに上昇するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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