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【これからの見通し】リスク材料多いが株式市場は堅調、為替動きにくく

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【これからの見通し】リスク材料多いが株式市場は堅調、為替動きにくく

 米国が大荒れとなっている。警察官による黒人死亡事件を受けて、デモが激化している。ワシントンにおいてもデモが過激化しており、トランプ米大統領や家族がシェルターに一時避難する場面もあったようだ。大統領は州兵が出動しなければ国軍を派遣すると発言している。米国民の分断などのセンセーショナルな記事タイトルもあった。

 加えて、米中関係の悪化も気がかり。先週末はなんとか米中貿易合意が維持されていたが、今週に入ってからは中国が大豆など一部の米農産物の輸入を停止すると報じられている。全人代で、香港に対する国家安全法制定の採択が行われたことがきっかけ。ただ、それ以前から中国の人権問題に米国が不快感を示し続けており、根の深い問題となっている。

 しかし、米国をはじめとした世界の株式市場は堅調地合いを保っている。新型コロナによるロックダウンなどを緩和する動きが、経済活動の再開につながっており、景気回復への期待が市場のテーマとなっている。また、各国中銀の緊急時対応が続いており、市場には潤沢な資金が供給され続けている。株式市場にとって強力なアンプル剤となっており、リスク材料を覆い隠して余るある感がある。

 為替市場は好悪のバランスがとれた格好となっており、値動きは安定している。ややリスク選好の動きがまさっており、徐々にドル安や円安の流れが形成されてきているようだ。ただ、ドル円は107円台をなかなか離れられず、相場変動が停滞しており、取引参加者にとっては収益機会の小さい通貨ペアとなっているようだ。

 このあとの海外市場で発表される経済指標は、スイスSVME購買担当者景況指数(5月)、カナダ景気先行指数(4月)など。発言予定は、オルソン・スウェーデン中銀副総裁の講演など。相場関連の材料は比較的少ない。今週は米雇用統計が金曜日に控えており、その前には米ADP雇用統計や新規失業保険申請件数なども発表される。きょうは株式動向をにらみながらも、待ちの姿勢となりそうだ。
 
minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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