ロンドンフィックスまでは円安がかなり優勢に=NY為替市場前半概況
日本時間午前0時30分現在での主要通貨は以下の通り。
直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円 107.70 + 0.05 (+ 0.05%) 107.82 / 107.09
ユーロ・ドル 1.1123 + 0.0046 (+ 0.42%) 1.1145 / 1.1070
ポンド・ドル 1.2341 + 0.0020 (+ 0.16%) 1.2394 / 1.2291
ドル・スイス 0.9615 - 0.0027 (- 0.28%) 0.9650 / 0.9602
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日本時間午前0時30分現在のドル円は1ドル=107.70円。きょうのNY為替市場、ドル円は107円82銭まで一時上昇し、東京朝の高値を超える動きに。NY朝
方は107円00銭まで値を落とす場面が見られ、大台割れが意識されたが、その後一気にドル高円安基調が広がった。
トランプ大統領の「CHINA!」とのツイートや、クドローNEC委員長の米国は中国に激怒しているとの発言などが、米中対立への警戒感を誘い、米株が軟調な地合い
となっているが、それにもかかわらずドル円はしっかり。
クロス円はそれ以上に買いが入っており、ポンド円は132円20銭台から133円50銭手前まで上値を伸ばす展開に。
ユーロドルが1.1150手前、ポンドドルが1.24手前まで上昇するなど、ドル円以外ではドル安の動きも。
もっともこうした動きは午前0時を過ぎると落ち着き、一気に調整の売りが入った。ポンド円は132円台後半に値を落とす動き。
午前0時のロンドンフィックスにかけての買いが、月末ということでかなり大きく入っていたとみられ、時間を過ぎたことで調整の売りが入る展開に。
ユーロドルやポンドドルも午前0時を過ぎて調整の動き。株安などが進む中にも関わらずのクロス円の上昇だっただけに、やや無理が出ていたとみられ、その後の調整を
誘った。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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