アジア株 総じて上昇、香港株は小反発
東京時間18:00現在
香港ハンセン指数 22952.24(+22.10 +0.10%)
中国上海総合指数 2817.97(+4.21 +0.15%)
台湾加権指数 10871.18(+60.03 +0.56%)
韓国総合株価指数 1994.60(+24.47 +1.24%)
豪ASX200指数 5615.59(+118.56 +2.16%)
インドSENSEX30種 30672.59(休場)
25日のアジア株は、総じて上昇。各国での経済活動再開への期待感や米国株価指数先物の時間外取引での上昇などを背景にアジア株はおおむね堅調に推移した。香港情勢への警戒感から香港ハンセン指数は小反発。中国の全国人民代表大会(全人代)で審議されている香港への国家安全法を巡って、週末に大規模デモが起き、180名を超える逮捕者が出たことなどを受けて売りが先行した。ただ、売り一巡後は下げ渋ってプラス圏で引けた。シンガポール市場、インド市場は休場。
上海総合指数は小反発。前日終値を挟んでもみ合い。酒造会社の貴州茅臺酒、銀行大手の中国工商銀行、調味料メーカーの佛山市海天調味食品が買われる一方で、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、保険大手の中国人寿保険が売られた。
香港ハンセン指数は小反発。1.79%安から下げ渋りを見せた。通信サービスのテンセント・ホールディングス、機械メーカーの創科実業(テクトロニック・インダストリーズ)、香港交易及結算所(香港証券取引決済所)が買われる一方で、保険会社の友邦保険控股(AIAグループ)、通信電話サービスの中国移動(チャイナ・モバイル)、領展房地産投資信託基金(リンクリート)が売られた。
豪ASX200指数は急反発。決済サービス会社のアフターペイ、ソフトウェアサービスのコンピュータシェア、道路建設会社のトランスアーバン・グループ、シドニー国際空港の運営会社のシドニー・エアポート、不動産開発大手のレンド・リース・グループが買われた。
執筆者 : MINKABU PRESS
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