アジア株は大幅高、一部地域で新規死者数が減少傾向に トランプ氏「安定化の兆し」

アジア株は大幅高、一部地域で新規死者数が減少傾向に　トランプ氏「安定化の兆し」

東京時間14:12現在
香港ハンセン指数　　 23495.88（+259.77　+1.12%）
台湾加権指数　　　　 9784.44（+120.81　+1.25%）
韓国総合株価指数　 1771.12（+45.68　+2.65%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 5269.50（+202.02　+3.99%）
中国上海総合指数　 2763.99（休場）
インドＳＥＮＳＥＸ３０種　 27590.95（休場）

アジア株は大幅上昇。一部地域で新型コロナウイルス感染よる新規死者数が減少していることから、過度な警戒感が後退している。時間外で米株価指数が大幅高、ダウ平均は700ドル超上昇している。英国・欧州株も時間外で大幅高。
NY州で5日の新規死者数が初めて前日を下回った。イタリアではこの2週間で最も少なく、スペインでは3日連続で減少した。
NY州での新規死者数が前日を下回ったことを受けて、トランプ米大統領は会見で「米国での新型コロナウイルス感染拡大に横ばい、あるいは安定化の兆候が見られる」と述べた。
ただ、依然として感染者・死者は増加し続けており、ニュース次第で再び悲観ムードになる可能性がある。
新型コロナウイルス感染者は世界で120万人を突破した。米国だけで33万人と、米国民の1000人に1人が感染していることになる。
ジョンソン英首相が高熱などの症状が治まらないため検査入院したとの報道も懸念されている。
トランプ米大統領は先週末、「死者数はこれまでに見たことのない、第1次世界大戦あるいは第2次世界大戦の時のような数字になるかもしれない」と語っていた。
豪州と韓国株が大幅高。豪州では国内移動制限強化を受けて新規の感染者数が大幅に低下している。韓国では新規感染者が47人増と1カ月半ぶりに50人を下回った。

中国市場は清明節祝日で休場、あすから取引を再開。