ドル円は107.35円付近 まもなくISM製造業景気指数=NY為替
先ほどから取引を開始した米株式市場が大幅安で始まっていることから、ドル円もやや売りが優勢となっている。このあと日本時間23時に3月のISM製造業景気指数が発表される。
予想は45.0と景気判断の基準となっている50を大きく下回ることが見込まれている。新型ウイルス感染の拡大により、世界各国で人の外出制限や工場の操業停止などが実施される中、米製造業のセンチメントは大きく低下していることが見込まれているようだ。
しかし、先週発表のマークイット製造業PMI、そして、前日のシカゴPMIはともに大きく低下してはいたものの、予想ほどではなかった。もしかすると、今回のISMも45から50の間になるかもれない。ただ、市場は既に悪化を織り込んでいる面もあり、よほどの悪い数字でなければ、小幅な反応に留まるかもしれない。あと、雇用の数字は注目したいところ。
なお、同時刻に2月の米建設支出も発表される。
ISM製造業景気指数(3月)23:00
予想 45.0 前回 50.1
建設支出(2月)23:00
予想 0.6% 前回 1.8%(前月比)
USD/JPY 107.36
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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