アジア株はまちまち、好悪材料が交錯 トランプ氏「米国の死者は最大24万人になる可能性も」
アジア株はまちまち、好悪材料が交錯 トランプ氏「米国の死者は最大24万人になる可能性も」
東京時間11:38現在
香港ハンセン指数 23422.11(-181.37 -0.77%)
中国上海総合指数 2754.95(+4.65 +0.17%)
台湾加権指数 9731.23(+23.17 +0.24%)
韓国総合株価指数 1753.84(-0.80 -0.05%)
豪ASX200指数 5248.00(+171.17 +3.37%)
アジア株は揉み合い。新型コロナウイルス懸念が高まっている一方で、米の追加支援策期待が高まっており、好悪材料が交錯している。
新型コロナウイルス感染者は全世界で85万人を突破した。米国で18万人。トランプ米大統領は「今後、非常に厳しい2週間になるだろう」「外出自粛などの対策を取っても米国内での死者は10万人から最大24万人に達する可能性がある」と述べた。トランプ氏の発言を受けて、米株価指数は時間外で下落している。ダウ先物は250ドル安。
一方、トランプ米大統領が「大規模で大胆な2兆ドル規模のインフラ投資を行うべきだ」とツイートしたことで追加の景気支援策への期待は高まっている。
香港株は0.77%安。銀行株が急落している。31日、英大手銀は今年の配当支払いを取りやめると発表した。配当の中止を発表したのはHSBC、バークレイズ、RBS。スタンダードチャータードは配当取りやめと同時に自社株買いも停止するとした。香港市場でHSBCは9.9%安、スタンダードチャータードは7.4%安。
上海株は前営業日終値を挟んで推移している。中国はこれまで感染者数に計上していなかった無症状感染者を4月1日から公表するとした。今後、新型コロナウイルス感染者は急増すると思われる。
豪州株は大幅上昇、エネルギーや消費者サービス、医療品など幅広い銘柄が買われている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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